2025年度(第74回)農業農村工学会大会講演会への展示ブース出展
・開催日時:2025年9月2日(火) ~ 2025年9月5日(金)
・会 場:宇都宮大学陽東キャンパス(栃木県宇都宮市)
・主な来展者:農業農村工学会、東京都、東京大学、東京農業大学、宇都宮大学、他大学、農研機構、農水系コンサルタント、ゼネコン 他
主な質問について
Q:ニューマーク-D法とは
A:地震動による繰り返し荷重により、水位線より下にある飽和した堤体土が強度低下することを考慮した「塑性すべり解析法」です。
※平成27年5月に改訂された土地改良事業設計指針「ため池整備」では、レベル2地震動に対するため池などの耐震性能照査法の一つとして提案されています。
Q:詳細ニューマーク-D法とSIPニューマーク-D法の違いについて
A:詳細ニューマーク-D法では、ため池などの土構造物の地震時応答特性をFEM動的応答解析によって求め、土の強度低下特性を非排水繰返しせん断試験の結果を用いて設定します。
SIPニューマーク-D法では、詳細ニューマークD法で必要となるFEM動的応答解析や非排水繰返しせん断試験を行わずに、簡便に土構造物のすべり変形量を算定できる手法です。
地震時応答特性は、応答分布モデルから推定する方法か、一次元等価線形解析の結果を2次元モデルの応答に補正する方法のいずれかで設定します。
強度低下特性については、繰り返しせん断試験を行うことなく、国立研究開発法人 農研機構が収集した土質データから作成したSIP強度低下モデルに基づき、土質区分、締固め度、物理試験などの情報から推定することができます。
SIPニューマークD法では、多くの事例で検証した結果、詳細ニューマークD法より安全側の結果を得られることが分かっています。そのため、まずはSIPニューマークD法で耐震性能照査を実施し、性能を満足しない土構造物については詳細ニューマークD法を実施する方法を推奨しています。
Q: 詳細ニューマーク-D法とSIPニューマーク-D法を各々行った場合の費用は
A:当研究会メンバーの農水系コンサルタントへお問い合わせください。